中学生の主張はリアルで胸にくる [教育]
(2008年10月11日(土)の活動日記)
● 中学生の主張はリアルで胸にくる
14日の本会議での採決(賛成か反対かを決めることです)の前に
フジノは議案に対して、討論という演説を行ないます。
その原稿が全く完成していないせいで
昨日もほとんど寝てないのですが、
朝9時すぎに会場である久里浜の総合高校へ到着!眠い!
でも、今まで必ず参加してきて
今回もどうしても見逃したくなかったのす。
それは、中学生たちによる
『主張大会』です。

各中学校の代表が
自らの想いをステージで発表するのです。
「こんなイベントに参加するのは
どうせ生徒会メンバーに入ってて
先生の言うことは
何でも聞くような
マジメで面白みの無い生徒たちだろ」
なんて思ったら、大間違いです。
確かに、
生徒会に入っている生徒も多いですし、
マジメな生徒も多いです。
でも、つまんない生徒はいません。
みんな、熱い想いを持っているんですね。
例えば、プログラムをごらんください。
・私の将来の夢
・牙のない羊とロボットたちの世の中
・基地の町、横須賀
・父親の立場
・救いの手
・学歴社会について
・「命の灯」永遠に
・世界の中の日本の立場
ちょっと挙げてみたタイトルだけでも、『熱さ』が伝わってくるでしょう?
ちょびっとだけ、フジノのメモから
生徒たちの主張への感想を...。

常葉中の代表は、
体育祭を通じて一体感を感じたというものだったのですが
選ぶ言葉の1つ1つが短いフレーズで
内容にとても合った、臨場感のある見事な話し方でした。
岩戸中の代表は、原稿を暗記してきたのか
手元の原稿には全くと言ってよいほど目を落とさず、
客席を眺めながらの堂々の主張は見事でした。

上の台中の代表は、将来の夢として「看護師になりたい」と語りました。
自分が幼い頃に病院にかかった体験から
その夢を抱くに至った経緯や、現在の想いを聴かせてくれました。
彼女の素晴らしかったことは、夢を単なる夢として見ているのではなく
かなり現実的な職業として調べているところです。
例えば、
さしあたって、この数年間は受験との勝負が待っていること、
(専門学校だけでなく、卒業後には国家試験が待っています)
就職後のイメージもよく見えていて
近年は看護師不足も激しい現状から
人員不足や過労による医療事故のリスクもあることや
救うことができることばかりではない職業であることから
死と直面せざるをえない時に自分はどう在ることができるだろうか
また、死に対する慣れが起こってしまうのではないか
など、洞察が深い点もとても良く深く考えていると思いました。
現役の看護師さんや看護学校の学生さんと
フジノは話す機会が多いのですが、
決して現役に負けていない洞察力だと感心しました。
24校の代表に、この主張大会では順位はつけません。
けれども、前回の大会(2006年)の活動日記でもやりましたが
フジノが大賞を決めて良いのだとしたら
ダントツで決定です。
上の台中学校3年:若菜 洋子さん、『私の将来の夢』
フジノ的には飛びぬけて
最優秀賞でした。
どうか数年後には、実際に夢を実現して
たくさんの患者さんのこころのケアもできる看護師さんになって下さい!
● 「自殺予防」と「原子力空母の母港化問題」についても語られました
今回、とても好感が持てたのは
時事性が高く、同時にフジノの関心も深い問題についても
真正面から主張していた中学生がいたことです。
長井中学校の代表は『原子力空母の母港化問題』について、
不入斗中学校の代表は『自殺予防』について
それぞれの想いを語りました。
もちろん14才・15才なりの論理構成ですし
34才のフジノと20才も離れている訳ですから
その中学生の主張の全てに共感することは
当然ムリなのですけれども
でも、やっぱりうれしかったですね。

特に、不入斗中の代表の生徒さんには
自殺の実態や正確な情報をはじめ
横須賀市が取り組んでいる自殺予防対策の全てを
フジノからきちんと説明をして、
ぜひとも一緒に自殺予防対策の仲間になってほしい、と
強く感じました。
(帰りがけに本気で話しかけようかと思いましたが
フジノは次の予定が迫っていたので急いで帰りました。
でも、後日、中学校宛に資料とか手紙とかお送りしたいなあ...)
かつてフジノは心理学を専攻し、
現在では自殺予防対策を中心に精神保健福祉を専門にしていますが
そうした道に将来すすんでくれたらいいのに、なんて
勝手に期待してしまいました。

いずれにしても、時事性のある問題や議論が分かれる問題でも
先生がそうしたテーマをとりあげることを禁止すること無く
自由にそれぞれの想いや主張を認めて
学校の代表として送り出している、
参加するたびにフジノは
主張大会の場は本当に貴重な良い機会だと感じます。
今年もみなさん、本当に素晴らしかったです。
どうか今の気持ちの中の
純粋な部分を永遠に持ち続けてください!
------------------------------------------------------
余談ですが、発表者の何名かは
「生徒会出身で今年のリーダースキャンプに参加した」
と語っていました。
リーダースキャンプというのは
横須賀市教育委員会が行なっているのですが
次代のリーダー育成の意味もこめて、
市内全中学校の生徒会でつくる『連合生徒会』という集まりで
キャンプを夏にするんです。
フジノ自身もこの卒業生というかOBです。
だから、主張大会に限らず、
リーダースキャンプに参加するような生徒たちは
僕には直系の後輩のような気持ちがして、かわいくてたまりません。
以前も書いたのですが、フジノ自身が中学生時代に生徒会長で
(かなりリベラルな生徒会長で、選挙公約は『校則廃止』でした)
リーダースキャンプでも生徒会長たちが集まる
第1分科会の会長をして
その時に出会った他校の友人と、今でも友人だったりします。
14才や15才の時に感じた想いは
34才になっても変わらずに生きつづけています。
きっと中学生時代の自分が今の自分を見ても
決して恥じることの無い生き方ができていると思います。
だから、主張大会に参加した中学生たちに限らず、
いま14才・15才くらいの中学生たちにいつも僕は強く期待しています。
ぜひ、夢や希望を持ってほしいです。
夢を探すこと自体がとても難しいことですから、
夢がある人はすごいことです。
夢が見つからなくても、それは別にたいしたことではありません。
大切なことは、今を全力で生きることです。
たった1回きりしかない人生ですから、徹底的に全力で生きてください。
必ず未来はひらけるし、
僕たち大人もより良い社会になるように全力を尽くしますから。
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翌日の神奈川新聞には、この記事が載っていました。
取材に来てくれてありがとうございます!
(2008年10月12日(日)神奈川新聞より)
● 中学生の主張はリアルで胸にくる
14日の本会議での採決(賛成か反対かを決めることです)の前に
フジノは議案に対して、討論という演説を行ないます。
その原稿が全く完成していないせいで
昨日もほとんど寝てないのですが、
朝9時すぎに会場である久里浜の総合高校へ到着!眠い!
でも、今まで必ず参加してきて
今回もどうしても見逃したくなかったのす。
それは、中学生たちによる
『主張大会』です。

各中学校の代表が
自らの想いをステージで発表するのです。
「こんなイベントに参加するのは
どうせ生徒会メンバーに入ってて
先生の言うことは
何でも聞くような
マジメで面白みの無い生徒たちだろ」
なんて思ったら、大間違いです。
確かに、
生徒会に入っている生徒も多いですし、
マジメな生徒も多いです。
でも、つまんない生徒はいません。
みんな、熱い想いを持っているんですね。
例えば、プログラムをごらんください。
・私の将来の夢
・牙のない羊とロボットたちの世の中
・基地の町、横須賀
・父親の立場
・救いの手
・学歴社会について
・「命の灯」永遠に
・世界の中の日本の立場
ちょっと挙げてみたタイトルだけでも、『熱さ』が伝わってくるでしょう?
ちょびっとだけ、フジノのメモから
生徒たちの主張への感想を...。

常葉中の代表は、
体育祭を通じて一体感を感じたというものだったのですが
選ぶ言葉の1つ1つが短いフレーズで
内容にとても合った、臨場感のある見事な話し方でした。
岩戸中の代表は、原稿を暗記してきたのか
手元の原稿には全くと言ってよいほど目を落とさず、
客席を眺めながらの堂々の主張は見事でした。

上の台中の代表は、将来の夢として「看護師になりたい」と語りました。
自分が幼い頃に病院にかかった体験から
その夢を抱くに至った経緯や、現在の想いを聴かせてくれました。
彼女の素晴らしかったことは、夢を単なる夢として見ているのではなく
かなり現実的な職業として調べているところです。
例えば、
さしあたって、この数年間は受験との勝負が待っていること、
(専門学校だけでなく、卒業後には国家試験が待っています)
就職後のイメージもよく見えていて
近年は看護師不足も激しい現状から
人員不足や過労による医療事故のリスクもあることや
救うことができることばかりではない職業であることから
死と直面せざるをえない時に自分はどう在ることができるだろうか
また、死に対する慣れが起こってしまうのではないか
など、洞察が深い点もとても良く深く考えていると思いました。
現役の看護師さんや看護学校の学生さんと
フジノは話す機会が多いのですが、
決して現役に負けていない洞察力だと感心しました。
24校の代表に、この主張大会では順位はつけません。
けれども、前回の大会(2006年)の活動日記でもやりましたが
フジノが大賞を決めて良いのだとしたら
ダントツで決定です。
上の台中学校3年:若菜 洋子さん、『私の将来の夢』
フジノ的には飛びぬけて
最優秀賞でした。
どうか数年後には、実際に夢を実現して
たくさんの患者さんのこころのケアもできる看護師さんになって下さい!
● 「自殺予防」と「原子力空母の母港化問題」についても語られました
今回、とても好感が持てたのは
時事性が高く、同時にフジノの関心も深い問題についても
真正面から主張していた中学生がいたことです。
長井中学校の代表は『原子力空母の母港化問題』について、
不入斗中学校の代表は『自殺予防』について
それぞれの想いを語りました。
もちろん14才・15才なりの論理構成ですし
34才のフジノと20才も離れている訳ですから
その中学生の主張の全てに共感することは
当然ムリなのですけれども
でも、やっぱりうれしかったですね。

特に、不入斗中の代表の生徒さんには
自殺の実態や正確な情報をはじめ
横須賀市が取り組んでいる自殺予防対策の全てを
フジノからきちんと説明をして、
ぜひとも一緒に自殺予防対策の仲間になってほしい、と
強く感じました。
(帰りがけに本気で話しかけようかと思いましたが
フジノは次の予定が迫っていたので急いで帰りました。
でも、後日、中学校宛に資料とか手紙とかお送りしたいなあ...)
かつてフジノは心理学を専攻し、
現在では自殺予防対策を中心に精神保健福祉を専門にしていますが
そうした道に将来すすんでくれたらいいのに、なんて
勝手に期待してしまいました。

いずれにしても、時事性のある問題や議論が分かれる問題でも
先生がそうしたテーマをとりあげることを禁止すること無く
自由にそれぞれの想いや主張を認めて
学校の代表として送り出している、
参加するたびにフジノは
主張大会の場は本当に貴重な良い機会だと感じます。
今年もみなさん、本当に素晴らしかったです。
どうか今の気持ちの中の
純粋な部分を永遠に持ち続けてください!
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余談ですが、発表者の何名かは
「生徒会出身で今年のリーダースキャンプに参加した」
と語っていました。
リーダースキャンプというのは
横須賀市教育委員会が行なっているのですが
次代のリーダー育成の意味もこめて、
市内全中学校の生徒会でつくる『連合生徒会』という集まりで
キャンプを夏にするんです。
フジノ自身もこの卒業生というかOBです。
だから、主張大会に限らず、
リーダースキャンプに参加するような生徒たちは
僕には直系の後輩のような気持ちがして、かわいくてたまりません。
以前も書いたのですが、フジノ自身が中学生時代に生徒会長で
(かなりリベラルな生徒会長で、選挙公約は『校則廃止』でした)
リーダースキャンプでも生徒会長たちが集まる
第1分科会の会長をして
その時に出会った他校の友人と、今でも友人だったりします。
14才や15才の時に感じた想いは
34才になっても変わらずに生きつづけています。
きっと中学生時代の自分が今の自分を見ても
決して恥じることの無い生き方ができていると思います。
だから、主張大会に参加した中学生たちに限らず、
いま14才・15才くらいの中学生たちにいつも僕は強く期待しています。
ぜひ、夢や希望を持ってほしいです。
夢を探すこと自体がとても難しいことですから、
夢がある人はすごいことです。
夢が見つからなくても、それは別にたいしたことではありません。
大切なことは、今を全力で生きることです。
たった1回きりしかない人生ですから、徹底的に全力で生きてください。
必ず未来はひらけるし、
僕たち大人もより良い社会になるように全力を尽くしますから。
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翌日の神奈川新聞には、この記事が載っていました。
取材に来てくれてありがとうございます!
(2008年10月12日(日)神奈川新聞より)






